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名門, 貴族 〔語彙分解〕blue blood : [blue][blood] ・blue : 見込みのない, 陰気な, 青色にする, 青ざめた, 憂鬱な, インテリの, 青い, ゆううつな, 青色, 青, ひわいな, 落ち込んでいる ・blood : 血筋, 家柄, 血, 血液, 経験させる
『BLUE BLOOD』(ブルー・ブラッド)は、日本のロックバンド、X(のちのX JAPAN)が1989年4月21日にリリースした2作目のアルバム。メジャー・デビュー・アルバムとしてCBSソニーよりリリースされた。 メジャーデビューアルバムでありながら、オリコンの売り上げとしてはバンド最多の100週以上のチャートインを記録し、次作『Jealousy』のミリオン・ヒットに次ぐ86万枚以上を売り上げた。2007年2月14日に『Jealousy』と共に期間限定でリマスター盤がリリースされ、2008年にはリマスター盤からインストゥルメンタル・トラックを除いた「リマスターエディション」がリリースされている。 日本版『ローリング・ストーン』誌が2007年に選定した「日本のロック名盤100」では15位にランクインしている〔『ローリング・ストーン日本版』(2007年9月号)インターナショナル・ラグジュアリー・メディア〕。 == 解説 == 「blue blood」には「貴族出身」「名門の出」といった英語のイディオムがあるが、このアルバムでは直訳の「青い血」を意味している。アルバム・ジャケットには、Xのキャッチフレーズである「PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」と書かれてある。 初のフル・オーケストラ導入作で、「PROLOGUE」「ENDLESS RAIN」「ROSE OF PAIN」の3曲で46名のフル・オーケストラ、「UNFINISHED」で弦楽四重奏を取り入れている〔『すべての始まり—エックスという青春』(東邦出版、2009年)p. 159〕。オーケストラのレコーディングは飯倉片町のサウンド・シティ・スタジオで行われた〔『すべての始まり—エックスという青春』(東邦出版、2009年)p. 154〕。オーケストラ・アレンジは斎藤ネコ、演奏はグレート栄田ストリングスが担当した。 「X」「オルガスム」のコーラスにはGASTUNKのBAKIを始め、LADIES ROOM、G-KILL、DEATH SIDE、ORANGE、POISON ARTS、鉄アレイ、ASYLUM、CRIME HATE、EX-ANS、GOD、SIGHS-OF-LOVE-POTION、SQUAD、ZOLGEなど当時関わりのあったバンドのメンバーが参加。 後者は更に「ロッキンf」編集部(当時)の細井泉、「BANDやろうぜ」の編集部員(後に編集長)だった吉田幸司らもコーラスで参加している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BLUE BLOOD」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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